DP100がUSB-PDで20Vを受け付けてくれなくなった
タイトル通り、DP100がUSB-PDの20Vを入力として受け付けてくれなくなったので解決までにしたことを書いていこうと思います。
DP100は中国のALIENTEK社が出しているポータブルCVCC(定電圧定電流)電源装置です。細かい紹介は省きますが、PD入力に対応していて、最大100Wの出力を出すことができます。(0~30V, 0~5A)
起きた不具合
なかなか使いやすくて安いので重宝していますがある日から9Vまでしか入力がされなくなってしまいました。
マイコンやセンサーにだけ使用するならこれでもまぁ足りるんですが、所用でモーター駆動(12V)をしなくちゃならなかったのでどうにか治せないものかと思いました
悪そうなところ
とりあえず直ぐに確認できるのはケーブルの不具合で、ダイソーで新しく100W対応ケーブルを買ってきました。が、結果変わらず入力は9V....
結局
同じ症状がないか調べてみたところ、どうやら内部ファームウェアが原因のようで、v1.2なら動くとの 情報 があったので試してみました。
秋月のリンクか販売元のリンクから[DP100 Digital Power Supply]をダウンロードします。
(2024/12/07 現在は販売元のリンクが切れているので秋月のリンクから落とすのが良さそうです。)
インストール不要のソフトなので適当なところに解凍します。
DP100 Digital Power Supply > 2,PC SoftwareからATK-DP100(x.x.x).exeを実行します。x.x.xはバージョンなので時期によって変わると思います。
通信ができるUSB-AtoA(付属してたはず?)でPCにつないだらconnectで接続します。
上のタブから、Firmware Updateを押すと次の画面のようになるので
LocalのOpen fileから DP100 Digital Power Supply > 1,Firmware > DP100_V1.2.atk を選択します。
場合によっては確認の画面が出るかもしれませんが、出てきたらよく読んでコンテニューします。
下のバーが100%になったら終わりです。
無事に
無事に今までと同じケーブルで20V出るようになりました。よかった。